いやー最近、成長しましたよ。
「唐突にこいつは何を言ってるんだ?」
「なにがだよ?」
って思いますよね。
失礼失礼。
自分で言うのもなんですが、
RZ67の扱い方がうまくなってきたんじゃないかなーって。
カメラ独特のクセって言うんでしょうか。
「きっとこんな感じに写るな」
って思ったら、現像しても大体そんな感じで写ってるんですよね。
ツァイスレンズで例えると、
「このゾナーはこってり系の色味になるから、
絞りをこんくらいにすると、こんな感じの雰囲気に仕上がるだろーなー」
みたいな?
例えが余計わからないっすか?
ちぇっ。
RZ67の場合、レンズはセコールです。
セコールって僕の印象だと、結構あっさり目な色味かなーと。
解像感もカリカリにはならず、いい意味でほわーんとした感じ。
なので、撮影するとたいていノスタルジックになる……。
いや、いいんですよ。
この特徴は僕にとっては好きな写真に仕上がるので、
全然いいんです。
フィルムを使っているので、デジタルデータっぽいゼロかイチかみたいな
パッキリしたものではなく、アナログ的なゼロとも言えずイチとも言えず
0.5でもない……みたいなポワーンとした感覚の写真が撮りたいのです。
書いててわかりづらいことこの上ないですが、
フィルム好きの人なら、わかってくれる人はきっといるはず!
で、
これ。
ボケがあるとこがポワーンとしているのは当たり前ですが、
柱に当たった光の部分とか、なんかこう独特の暖かみが感じられませんか?
色味が暖色に転がっているから……でもないでしょ?
色味はどっちかというと緑に転んでいるかな。
これなんかは、結構絞り込んで撮ったんですが、
カリカリで冷たい感じではないですよね?
なんかボヤっとしている(良い意味でね)感じがわかってもらえるでしょうか。
この石碑なんかは、ホントはカリカリのほうが迫力あるかもしれません。
ピンの合ったところは、名前を切削したエッジが見えるくらいカリカリで
それ以外はなだらかにボケていく……のほうがメリハリのある写真でしょうね。
でも、RZ67だとこんな感じなんですよね。
やさしさがあるような? という例えが良いかわかりませんが。
これなんか、渋谷とは思えないノスタルジックさに写りますよね。
女子校正がケバくないから余計なのかもしれませんが。
コントラストが低い……とか、そういうわけでもないんです。
露出は少しアンダーではありますが。
なんとも表現しづらいことを
黙々と書いてしまいましたが、
きっとわかってくれる人
いると思うんだ……。
わかってw
(とむひと)