マミヤRZ67の歴史はこんな感じ!
さてたまにはRZ67の話を書いておきましょう。
RZ67は見た目はほとんど同じでも世代が違う3機種が存在します。
知ってましたか?
まずは初代ですね。
RZ67 Professional(通称RZ67 Pro I)です。
1982年に発売されました。
これです。Mamiya RZ67のロゴの右下になにも書かれていないのが
初代ということになります。
次に2型となる
RZ67 Professional II (通称RZ67 Pro II)。
1993年に発売になりました。
ウエストレベルファインダーが装着されていませんが、
右上部分にPRO IIと書かれているのが2型の証拠です。
さて1型と比べて何が変わったのか?
よく知りません!
すいません、ホントに知らないので、
Wikiで探してきました。
1/250秒から4秒の間で中間シャッター速度の設定可能となった。微動繰り出し機構の設置、縦位置撮影用フィルムカウンターを新設。さらにレンズシャッターの異常時・電池容量低下時の警告音追加、フィルムホルダーの機構への連動回転シャフト部分の連繋部を4点確保に改良しその他フィルム給送時の一層の安定化を図った。マミヤRB67用交換レンズも使用可能。
とのことです。
おそらく……
■シャッター速度がより細かく設定できるようになった!
■ファインダーを覗いた方向から見て右側にある、ピント送りのダイヤルが2段になって、大きくピントを送るダイヤルと、ちょっとずつピントを送るダイヤルのふたつになった。
■フィルムホルダーをレボルビングしたときに、縦位置でも横位置でもフィルムカウンターが見られるようにカウンター窓を2個にした。
↑Sと表示されているのがカウンター窓。
■ファインダーを覗いたときに表示される3つのランプのひとつが、"引きふたを引いてなくてシャッターが下ろせないよ"みたいなときのシャッター異常の警告と、内蔵電池の容量がないよってときの警告灯になった。
↑一番下の赤く点灯している警告灯が追加された。
■フィルムホルダーと本体の接続部分のツメが4点になった?
■マミヤRB67用レンズを使えるようになった
↑シャッタースピードダイヤルにRBLとありますが、これはRB用のレンズを装着したときに使うとか。RBのレンズも持っていないし使ったことないのでよく知りません!
と言うことだと思います。
そして次に
RZ67 Professional IID (通称RZ67 Pro IID)。
2004年に発売されました。
おいらの持っているRZ67ですね。
右上にPRO IIDの表示があります。
この機種はデジタルバック通信規格
[MSCE(Mamiya Serial Communication for External)]が
採用されたことで、マミヤZD Backが使えるようになりました。
デジタルでの撮影も可能ってことですね。
でも、RZ67 Pro IIDに取り付ける場合は、
別売のデジタルバックアダプター『HX701』が必要になります。
このHX701って、定価8万6100円です……。
高いよ!
そもそもマミヤZD Backってどんなんだよ?
と思っている方も多いと思うので、
調べてみました。
デジカメウォッチさんの記事にありました。
要約すると、
■有効画素数2,130万のDalsa製CCDを搭載
■AD変換は14bit
■RAWデータへは12bitで記録
■最大記録解像度は5,328×4,000ピクセル
■IRカットフィルターとローパスフィルターの交換が可能。(IRカットフィルターは標準装備、ローパスフィルターは別売)
■撮影感度はISO50~400
■液晶モニターは1.8型
■CFスロット、SDメモリーカードスロット搭載
■電源はリチウムイオン充電池
■現像ソフト『Mamiya Digital Photo Stuido』が付属
うぅ、今となってはほとんど普通な感じに……。
ちなみに今買うならこのRZ67!
と、上記のように世の中には3つのRZ67が存在します。
皆さん中古で購入されるときの参考にでもしてください。
ちなみに買うなら
RZ67 Pro II以降を買う方がよいかと思います。
ではでは!
(とむひと)