マミヤRZ67好きのブログ

マミヤRZ67を買ってしまった、愚かな大人のブログです。フィルムカメラ好きでもあります。

中判カメラについてのおもしろい記事がありましたよ

中判カメラってキテルの?

 

cinema5Dにおもしろい記事がありました。

去年の9月の記事なので記事の鮮度はありませんが、

面白いのでピックアップしてみました。

 

www.cinema5d.jp

 

この記事の中で

Phase OneのブースにAtomosのShogun Flameを持っていくと、怪訝な顔をされた。単にHDMI出力を記録して欲しかっただけなのだが。彼らがハイエンドのフォトユーザーをターゲットにしているのは当然だし、ビデオに関してはあまり興味がないのはよく分かる。しかし、彼らもまた、この製品がビデオも撮るフォトグラファーやシネマトグラファーに使われるかもしれないことに、気が付いていないのだ。 

という部分があります。

これって非常に大事な事ですよね。

未来の顧客を掴む努力をしているかどうかってことなんですよね。

 

スチルカメラマンが動画を撮らないと決めつけるのは

よくない時代になってきていませんかね?

僕の知り合いのスチルカメラマンは、よく動画の話をしています。

「動画も撮りたいけど、どのようなセオリーがあって、編集機材をどうするか」

みたいな話です。

ということは、

"興味はあるけど、まだ踏み出せていない"

だけであって、動画の需要は少なからずあるんではないでしょうか?

ニュースサイトなどでは見せ方に工夫が要るかと思いますが、

スチル画像だけより、少し動画があればおいらは結構見ちゃいます。

全部見るかは別ですが。

 

動画だってセンサーは大きい方がいい

 

そもそもスチルカメラの動画機能は、EOS 5D MarkIIが発売される

前からありました。

コンデジに動画機能は普通についていましたよね?

ところがEOS 5D Mark IIは35mmセンサーを搭載しながら

ムービーが撮れるってのが衝撃だったわけです。

F値の小さなレンズをつければ、被写界深度の浅い映像が撮れ、

まるで映画用カメラで撮影したかのような映像が、

民生レベルのカメラで撮れるんですから。

僕もキヤノンから試作機を借りて撮影したときには衝撃を受けました。

まだベータ機だったので、RAWで撮影したデータは現像する

ソフトウェアがないという状況でしたが……。

映像はMOV形式で吐き出せたので見られました。

 


EOS 5D MarkIIのサンプル動画

 

当時撮影したもの。

2008年10月30日に撮影したものらしいです。

こんなフォーカス送りができるってのもコンデジでは

なかなか難しかった機能だと思います。

ようするに

センサーがデカイ+被写界深度の浅いレンズが使える

ってのが衝撃の理由ということですね。

 

中判はスチルだけのものではないのでは?

さて、先ほどの記事の内容に戻りましょうか。

中判センサー搭載カメラがキテイルかどうかはなんとも言えません。

たしかに富士フイルムのGFX 50Sや、ハッセルブラッドのX1D-50cは

当ブログでも取り上げたくらい楽しそうなカメラです。

 

tomjin2k.hatenablog.com

  tomjin2k.hatenablog.com

 

こういった中判デジタルが発売されるということは、

一定の需要があるということでしょうから、キテイルのかもしれません。

僕の周りで買ったという人は皆無ですが……。

(自分を含め貧乏人ばっかりという理由かもしれんけどw)

 

REDのセンサーサイズを見ているとドンドンでかくなって、

いまや8Kが標準的な雰囲気になっていますが、

業務用はほぼみんなそうなっていくのかもしれません。

民生が8Kを求めるのはもう少し先だと思いますがね。

その際には、センサーサイズは中判が普通になっているかもしれませんよね。

現状では生産コストも高いでしょうから、ソニーががんばって中判センサーを

大量生産してくれれば安くなるんじゃないかなーとw

 

まあなにはともあれ、中判カメラが盛り上がってくれればいいなー。

 

まあおいらのカメラはフィルムの中判だから、

動画なんてまったく関係ないけどな!(←なんてオチだよ)

 

 

(とむひと)