ボクは普通の一眼レフの使い方はだいたいわかります。小中高と写真部みたいなところにいて、一眼レフならMFもAFもさわってきたし、二眼レフも使ってたから、上からのぞき込むウェストレベルファインダーも、120ブローニーフィルムの使い方もわかります。
でも、このRZ67は、わからないところが多すぎる!
「このスイッチはなんだ?」
「どうやったらシャッターきれるんだ?」
「縦位置はどうやって撮るんだ?」
数々の疑問がわいてきます。1982年発売という、なにぶん古いカメラなので、変にひっぱって壊すのもいやですし、おっかなびっくりさわっていましたが、どうにもわからない。
でも、今は学生時代とは違って便利な道具があります。
インターネット!(とスマホ)
たいていの疑問はネットで調べれば解決する…はず…
「RZ67の情報……すくない……」
シャッターのきりかたは、なんとなくわかりましたが、ほかの疑問が解決しない……。
ヤフオクでマニュアル買わないとダメかな……15000円! だめだ、あきらめよう……
そんなとき、ヤフオクですてきなアイテムを見つけてしまいました。
RZ67用ポラロイドバック6000円!
そうなんです。このマミヤとか、ハッセルとか、中版一眼レフは、カメラの後ろ部分、フィルムを装填するところが”バカッ”とはずれて交換できるようになっているのです。
ここさえ交換すれば、カラーフィルムと白黒フィルムを交換しながら撮影したりできるのです。さすがプロ用。葬式写真と七五三を一緒に撮影しても安心ですね!
そんなフィルムバックといわれる部分に、ポラロイドフィルムを装填できるやつがあるのです。
テレビとかで見たことありませんか? プレイボーイとかのグラビア撮影で、フラッシュをバッとたいたら、写真をビッと引き抜いてパタパタと振って乾かしているところ。 あれがポラロイドです。
「これがあれば、撮った写真をその場で確認できる……デジカメみたいに!」
なんだか話がねじれてきましたが、その場で写真ができあがるというのはデジカメにはない喜びだと思うので、さっそくポチってみることにします。
まだ操作もわからないうちから、アクセサリを買うなんて……
つづく
(はまむら)