突然ですが、
土門拳氏の写真が好きです。
なんつーか、あの鬼気迫った仏像とか、
仏像の奥にある静寂が、目に見える写真っていうか。
そもそも土門拳氏を知ったのは高校生くらいの時なんですが、
その頃はあまり何も思わなかったというのが正直なところ。
ところが、30歳を越えて改めて写真を見た時に
なんていうんでしょうか、
ズーーーーーーンと
心に重石が乗っかった感覚
があったんですよね。
それから、何冊か写真集を買ったことを覚えています。
改めて見てみると、当時、おいらが買った写真集は
もう売っていないのかな?
改訂版みたいな形で売られている?
土門拳の古寺巡礼 [ 土門拳 ] |
とか、
土門拳の昭和 [ 土門拳 ] |
とか。
土門拳氏が使っていたカメラは、大判カメラですよね。きっと。
ジナーとか使っていたとかWikiに書いてあるし。
そんな土門拳氏の撮った仏像の写真みたいな世界には
到底辿り着けませんが、おいらもそれなりにがんばってきましたよ。
中判のRZ67でな!
なんかひと目見て表情がすごくよかったので、
がんばって撮りました。
庭園を見物している客には好奇な目で見られながらも、
必死でピントを合わせていたおいらwww
次の恵比寿様も、とってもいい表情だと思いません?
かなり気に入りました。
夕方なのと、天気が悪かったので、
実際はかなり暗い中で撮影しました。
もっと寄ったカットも撮りたかったなぁ……。
露出が……。
水車が暗くなりすぎましたよ!
構図も失敗してて、
手前に手すりが映り込んでいるし!
ちっ!
まぁまぁ、いけるんじゃないでしょーか!
葉っぱがそんなにキレイじゃないけど、
色味はグラデーションも見えるし、キレイっす。
ボケもそんなに汚くないほうかな。
もっと緑と紅葉がパッキリ分かれるかと思ったんですが、
そうでもなかった……。
でも、そんなに悪くはないかなーと。
自分では思ってたり。
てことで、
文京区の椿山荘での撮影でした。
まだまだ続きますよ。
(とむひと)