いのっちさんが
お題を出してくださっているらしいとのことなので、
勝手に乗っからせていただこうと。
フィルム写真が好きってなんでなんだろうと考えました。
そもそも理由のひとつとして、写真を撮るという行為は
中学生くらいからしていますが、その頃はフィルムカメラしかなかった。
当時はインターネットもなく、ほぼ独学でフィルムの種類や、
カメラの使い方を学んで、四苦八苦しながら撮影していたのを覚えています。
高校生になって、バイトしまくってEOS RTを購入した。
オートフォーカスってこんなに便利なのかと驚きました。
あとあと、レリーズタイムラグの短さを理解しました。
このふたつの記事あたりの写真がEOS RTで撮影したものです。
そこからしばらくずっとEOS RTを使い続けました。
正確には、一時期カメラから離れた時もありましたが、
1999年にEOS Kiss IIIが発売されて、Kiss IIIを購入。
て、いうカメラの使用履歴ですが……。
別に珍しいことはないな……と。
なぜ好きなんでしょうか?
いくら考えたってものすごく漠然とした答えしか
結論づけられない気がする。
フィルムとデジタルの差って、
プリントしたときの色味だったり、
プリント面の粒子だったりという、
目に見える違いだけでなく、
おいらにとっては、
撮影するときの精神的な部分が重要なんです。
フィルムカメラの場合、
最大でも36枚(+1~2枚)しかシャッターが切れない。
これって、限りがあるってことですよね。
そのせいか、フィルムカメラのシャッターを切る寸前って、
構図とかタイミングについて考えることが多いです。
デジタルカメラの場合、メモリーが大容量化したせいで、
撮りきることはないために、"数打ちゃ当たる"の感覚で
連写してしまいます。
この差がフィルムカメラがやめられなくて、
フィルム写真が好きな理由な気がします。
ファインダーを覗く
↓
構図を確認する
↓
水平は取れているか確認する
↓
露光量は足りているか確認する
↓
本当にこれでいいか確認する
↓
人物が横切るなど周りから邪魔なものがフレームに入らないか見る
↓
シャッターを押す
これでやっと一枚。
この写真なんて、露出とかすごく気になる被写体でしょ?
白いものがたくさんあると
露出がアンダーになるかなーとか
考えませんか?
あ、フィルムカメラでも優秀な露出計を内蔵していると
そんな問題ないのかな?
RZ67みたいなマニュアルで露出を
計測しないとダメなカメラだけか……。
デジタルだと、
ファインダーを覗く
↓
構図を確認する
↓
とりあえずシャッター押しとけ
↓
もう一枚撮っとけ
↓
絞り替えてもう一枚撮っとけ
↓
念のためもう一枚撮っとけ
みたいなテキトーな感覚。
これではダメだよなぁと思いつつ、
ついついやってしまうんですよ。
皆さんはどうですかね?
所持カメラによって違うかもしれませんが、
おいらの場合、こんな想いで写真を撮っているっす。
まったくオチのないブログで失礼しました。
いのっちさん、お題汚しで申し訳ない!
でも、また乗っからせてくださいませ!
(とむひと)